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3/30岡田 将先生の審査総評

第2日目
 車窓を彩る見事なまでの満開の桜を満喫しつつ会場に辿り着きました。参加者と御父兄のみなさま、日々ご指導されている先生方、それから関係者の方々の多大なるご協力によってコンクールを無事に開催できましたことを祝福し、心より感謝とお喜びを申し上げます。

 本日はシニアA, B, C部門、それから高校生部門、そして小学1・2年生部門の審査が行われました。
シニアと小学生低学年という両極端な年齢層を含む全部門の数々の名演を聴きながら、ふとこんな言葉が頭に浮かびました。

「音楽は言葉を超える」、
「音楽に国境はない」、
かのヴィクトル ユーゴの残した言葉は、特に上手く言い表していると思います。
「音楽が表現するのは、言わずにはいられない、だけれども 上手く言えないこと」。

作曲家はたくさんの素晴らしい作品を後世に残してくれました。そしてまだ新たに生み出されています。そこにはたくさんの想いが詰まっていて、僕らは対話や共感をしながら自らの手でそれらを奏で、感動を分かち合うことができる。なんて幸せなことなのだろう!と改めて思いました。


 それから各部門の始まりに、会長の竹森先生が会場で大事なことをお話くださいました。私自身も共感しましたので、要約してここに記させていただきます。

 

◯今日お贈りしたメダルを自分自身が頑張った証として、生涯大事にすること。

◯音楽を愛し、自発的に練習を心掛けること。

◯人前で演奏する機会をたくさん持つこと。

◯演奏会やコンクールにたくさん挑戦し、そこで出逢ったお友達の演奏を聴いて、自分の知らない世界や自分と違う考えに触れること。


また皆さまの奏でる素敵な演奏を、心より楽しみにしております。

本日は誠におめでとうございました。

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