第2日目
参加者のみなさまの熱演と保護者の方々の温かい眼差し、そして熱のこもった拍手に包まれ、大盛況のうちに2日目の本選会を終えることができました。日々ご指導くださっている先生方、スタッフの方々と関係者の方々を含め多くの方々に改めて心より厚く御礼を申し上げます。
本日も昨日に引き続き、沢山の才能豊かな演奏に出会えた充実の1日でした。
午前中の小学校A2部門では、バラエティあふれるプログラムが各々の思い描く音の絵となり会場いっぱいに響き渡りました。
曲の難易度や身体のバラつきに関わらず、全ての方の演奏がまるで宝石であるかのように輝いていました。題名のついていない作品においてもくっきりとその世界観が描かれていたのにも驚きました。
思いっきり賑やかで茶目っけ溢れるイヴェットのためのソナチネ、軽い音でパチパチ弾ける様子が体感できるほど見事に描かれていた湯山昭のポップコーン、この上ない優しさあふれる音で奏でられていた感動的なシューマンの春の歌などなど、時を最高の瞬間として体感しました。中でも衝撃的だったのがベートーヴェンのソナタ作品49-1の第二楽章!こんなにも生き生きとした演奏で聴くことができるのは稀なことで、この作品の素晴らしさを存分に表現している最高の演奏だったのではないかと思います。きっとこの先もずっと記憶に残る名演として心の奥深くに刻まれることでしょう。
午後からは、小学校B1、B2と中学校の部でした。
今回中学校の部門からは、ほぼ満点を獲得した2名の方がグランプリに選出されました。演奏技術や表現、どの角度から見ても非常に高い水準。まさに別格。国際コンクールにおいてもこのような素晴らしい演奏は滅多にお目にかかれない演奏なのではないかと思えるほどの完成度の高さだったと思います。そしてそれが中学校部門であるから尚更驚きです。いや、中学校部門だからこそなのかもしれない。
この部門においては、曲のハードルもぐんと高くなり完成度という点においては惜しいなと感じる演奏も多々見受けられました。
その一方で、荒削りではあるけれど楽曲の本質に迫る演奏が多かったことも確かで、ボコボコになりながらも、「芸術は爆発だ!」と言わんばかりにみなさんが感じたままを音に託して突き進んでゆく。
きっとそれで良いんだと思う。
そうあるべきなんだと思う。
そんな面白い瞬間に立ち会えた喜びを感じています。
またみなさまの成長した演奏を楽しみにしております。
本日は誠におめでとうございました。
